水害による汚れ|水没、浸水車 | クリーニングできます
台風、ゲリラ豪雨、大雨などにより車両が水没、浸水してしまった場合、車内には水だけでなく、大量な汚れも侵入してしまします。
1週間そのまま放置するだけで、時期にもよりますが、激臭になり、大量のカビが車内に発生するケースもございます。
そのようなことになるまえに、車内のクリーニングをご検討ください。
車内が浸水、水没するケースとは
大雨では普段雨程度では想像できないケースで被害に合うこともあります。
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川の氾濫
台風、ゲリラ豪雨などにより川が氾濫してしまうケースがあります。
昼間は氾濫した道路も目視できますが、じつは夜の道路が非常に危険です。
特に、街灯が少ない裏通りなどでは夜の道は非常に暗く、氾濫した水が道路にまで来ていることに気が付かずに走行してしまうこともあるのです。
その為、気が付いたときには水の中に侵入してしまい、マフラーが水でふさがれることによりエンジンが停止し、動けなくなることがあります。そこまでの水の深さになるとあらゆる箇所から水が車内に侵入してきてしまい、浸水から水没してしまいます。
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不注意による窓ガラスからの侵入
普段何気なく駐車している時にでも浸水被害に合うケースがあります。
窓ガラスが開いていることに気が付かず駐車しており、強い雨吹き込み時間にもよりますが、数時間にもおよび雨が吹き込めば車内は水浸しになります。
当社では、サンルーフが空いたままやお子様のために、後部座席の窓を空気入れ替えのため、少し開けておいたなどにより被害に合うケースのご依頼をいただきます。
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用水路・マンホールによる氾濫
自宅(駐車場)による環境により、川だけでなく、排水口やマンホールによる氾濫により、気が付いたら床下浸水になることもあります。水はけが悪い状態の敷地または場所では、ご自宅の玄関まで浸水してしまうこともあります。同様に車も水位の上昇により車内まで浸水するケースもございます。
単純に駐車しているだけなのに、いざ車に乗車しようとしたら床が水浸しになっているなどのご依頼もいただきます。
車はそう簡単に水が車内に侵入しないように設計されているように思いますが、実はそんなことはございません、タイヤの半分ほどの水位では車内に浸水する恐れが急激に上がるのです。そのため車種により浸水被害に合うケースが違います。
車高の高さにより被害が変動します。
車が浸水・水没するとどんな被害があるのか
車内に大量の水が浸入することにより外の泥ヨゴレがそのまま流れ込んできます。
さらに、川が氾濫した場合の水は完全に汚濁水なため、車に侵入したあとの被害は計り知れません。
|ヒドイ臭いに悩まされる
通常の道路程度の汚濁であれば土が混入した程度でしょうが、川や家庭排水がある用水路などが氾濫したケースによる浸水被害は非常に厄介なことになります。
乾燥しはじめると水分が揮発し始めるため、車内は大変ジメジメするとともに、激臭がします。
分かりやすく説明すると「ドブ臭い」においがします。
|泥ヨゴレ
大量の泥が混入しまうことにより小さな石(砂利)などが車内の隙間に侵入し、泥の茶色い汚れもあちこちに散乱することになります。
洗っても洗っても、泥ヨゴレは浮き上がるため、非常に根気よく洗浄する必要があります。また大量の水を使用することとなります。
|菌・ウイルス
菌・ウイルスが大量に侵入してしまいます。これはカビを大量に発生させてしまう原因の一つでも、また、臭いも起こします。
洗浄後に徹底した除菌、消臭、抗菌をしなければなりません。
単純に水が浸入したからと乾燥するまで待つだけ!なんてことはございません。
クリーニングをしないで放置することは非常に危険なことです。お車を廃車する場合はそれでも良いですが、また使用するのであれば一刻も早く洗浄をし適切な方法で乾燥までしなければなりません。
車両保険でクリーニングができる
お車には任意保険があります。それにプラスして車両保険を適用されている人もいるかと思います。
大きく分けて3つの種類があります。
|一般条件の車両保険 〇
他の自動車との衝突・接触の事故による損害に加え、大雨による冠水で自動車の水没で自動車が故障した場合にも補償対象となります。
|エコノミー車両保険 〇
他の自動車との衝突・接触の事故による損害に加え、大雨による冠水で自動車の水没で自動車が故障した場合にも補償対象となります。
|車対車の車両保険 ✖
車対車の車両保険は、他の自動車との衝突・接触の事故による損害を補償する車両保険ですので、大雨による自動車の水没などの自然災害による損害は補償の対象外となります。
※人の車に、嘔吐、おしっこや汚してしまった場合は、個人賠償責任保険に加入または特約にしている場合は保険適用されます。
保険適用できないからとあきらめないで!
保険適用できないからとあきらめないでください。
大事なお車だからこそストレスなく乗り続けてもらいたい、当社は徹底的に分解する洗浄だけではなく、金額に合わせた洗浄をしています。ご依頼者様が満足できる範囲であれば費用は安価にすむケースもございます。
まずは、当社へお困り事をご相談くださいませ!
■分解洗浄費用はこちら➡
出張で対応、当社へ持込での対応から選べます。
エリアにより異なりますが、当社本部、栃木県であればお持ち込みでの対応が可能です。
持込であれば出張費用も抑えられます。また、マンションなどにより電源の確保ができない場合は、発電機持ち込み料が発生するところ、お持ち込みいただければ費用を抑えられます。
お客様の都合により出張が良いか、持込が良いか選べます。
※持込は埼玉、栃木のみ可能
整備士による安心分解洗浄
当社(一部)は整備士が常駐しているため、シート、内張りの分解が必要な洗浄までご依頼していただくことができます。
資格の無い者が取り外すことは非常に危険ですが、当社はしっかりとした整備士の資格がある者が分解することにより大事なお車に万が一が起こりにくく安心してお任せすることができます。
※分解洗浄サービスは現在、埼玉、栃木のみとなります。
徹底的に洗浄することにより、臭いと汚れを根こそぎ落とすことができます。
分解洗浄の目安期間は2日~最大で6日ほどかかります。詳しくは当店までご連絡くださいませ。
※分解洗浄目安の費用は以下になります。
※分解洗浄は持込のみ可能。
(全て税込)
■軽自動車
¥100,000~
■普通車2列
¥130,000~
■ミニバン・大型SUV
¥150,000~
一見、費用は高額にみられますが、クリーニングをあきらめ、中古販売する場合には浸水被害に合ったお車は、水没扱いとされ、査定に大きく響くこととなります。場合によっては買取り不可または鉄くずとしての値段のみでの買取価格となることもあります。
そのため、あらためてお車を購入することは費用対効果としてはあまり望ましくない結果になるかもしれません。
もちろん、壊れている場合はクリーニングは無意味となります。
修理の必要のないお車であれば、汚れ、臭いを除去していただいた方がはるかに費用対効果が優れていると思います。
※上記金額は、2日お預かりした場合の作業費用となります。
2日作業、3日目にお渡しとなります。
ひどい臭いは洗浄後に臭い戻りが起きます。その場合は改めた洗浄➡除菌➡乾燥を繰り返す必要があるため、以下の費用が追加で発生いたします。
※1日延長しての洗浄は車種サイズ関係なしに1日延長毎に¥10,000が発生します。
最長で6日のお預かり7日目にお渡しとなります。
※6日お預かりし洗浄を繰り返しても取り除けない臭いや汚れは部品交換となり、これ以上の洗浄は当社では無理と判断をいたします。汚れや臭いの程度により6日より前に判断をしお客様へお伝えすることもございます。
部品交換は各メーカー、ディラー様へお客様ご自身でご相談していただくことになります。
当社で部品のお取り寄せなどは現時点ではしておりません。
車内の清掃を行うべき理由
車内の汚れ、においを放置することには以下のデメリットがありますので、適切に対処することが推奨されます。
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健康を害する恐れ
外部から侵入した菌、ウィルスが大量に車内に侵入し、さらに車内環境は菌が繁殖しやすいため、肌のかゆみや感染症を引き起こす可能性があります。
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においが車酔いの原因になる可能性
車内のにおいが自律神経に影響を与え、特定の人にとっては車酔いの原因になることがあります。車酔いしやすい同乗者がいる場合には特に注意が必要です。
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車の売却時に査定額が低下する可能性
車内の汚れや悪臭が残っていると、将来的に車を売却する際に査定額が下がる可能性があります。定期的な掃除やクリーニングを行うことで、査定額の低下を防ぐことができます。
これらの理由から、車内の汚れ、においは放置せず、適切な対策を行うことが重要です。